1月例会:阪神大震災から11年、防災の現状と課題を問う

【日 時】 2006年1月21日(土)午後3時?6時
【テーマ】 「阪神大震災から11年、防災の現状と課題を問う」
【講 師】 昆 文雄さん(会員)
【会 場】 慶応大学(日吉)第二校舎2階224番教室(東横線「日吉」駅下車すぐ)
【参加費】 無料
阪神・淡路大震災から10年が過ぎました。1994年に石橋克彦さんが指摘したように、日本列島全体が大地震活動期に入っていることは、最近の国内での地震発生状況からも示されます。国や自治体の取り組みも進んできてはいますが、主に危機管理体制の整備面が重視されていて、効果が高いはずの耐震改修への支援などは遅れています。「自助」や「自己責任」ばかりが強調され、住民もそれを素直に受け入れているのかなと感じます。震災時帰宅支援マップが売れているのも、こうした動きと無縁ではないはずです。また、国民の意識や政府の対応については、石黒耀さんが小説「死都日本」や「震災列島」で、鋭い問題提起を行っています。これらの動きに触れながら、今ある問題を一緒に考えたいと思います。

【連絡先】藤田祐幸;?.045?562?2279、e-mail fjit@nifty.com