10月例会:新潟から石油文明を考える―来年のシンポへ向けての提案

【テーマ】新潟から石油文明を考える―来年のシンポへ向けての提案
【日 時】2006年10月14日(土)14:00?17:00
【場 所】東大駒場? 2号館3階308号室
 (いつもの会場です。建物の玄関が閉まっているときは、脇にある電話で呼び出してください。)
【参加費】500円(学生無料)
【講 師】藤堂史明(新潟大学経済学部・会員)
【概 要】
新潟は北陸・信越地方の中核都市であり、モータリゼーションの過剰な拡大・公共事業依存・原子力依存・無秩序な都市開発など、地方が抱える問題で新潟にない問題はないといっていいほど、問題だらけの土地であります。しかし、一方で、新潟に来て本来この地方が持っていただろう自然・まち・暮らしの豊かさに想いを寄せるにつれて、何とかならないのだろうか、と強く思うようになりました。
現在、新潟市とも協力して取り組んでいるまちづくりと都市交通の改善プロジェクトは、まだ都市圏公共交通情報のマップ化という端緒についたばかりですが、公共交通のネットワークとそれを担う市民のネットワークづくりという長期的な課題とそのための手段がますますはっきりしてきました。地方の再生のための政策立案・実施の課題とも大いに関連してくる機運が見えてまいりました。このあたりの現状と、来年度新潟でシンポジウムを開催するに当たっての企画運営の方針や課題について、問題提起するとともに、皆様のご意見や参画を募る機会としたいと思います。

【連絡先】   
丸山真人 東京大学大学院総合文化研究科
〒153-8902 目黒区駒場3-8-1  Tel:03-5454-6466