エントロピー学会第23回シンポジウムは成功裡に終了しました
「平和・環境・エントロピー」を基本テーマに掲げて戦後60年、被爆60周年の広島で開催したエントロピー学会第23回シンポジウムは、10月8日に平和記念公園をめぐるオプショナルツアーで幕を開け、9日のシンポジウム第1日は平和記念資料館において、10日の第2日は広島修道大学に会場を移動して3日間の日程を盛会の裡に無事に終了しました。シンポジウムに関連させて、豊崎博光さんの写真展「世界の核被害」を広島修道大学図書館ギャラリーで9月27日から10月11日まで開きこちらも好評でした。
シンポジウムの記念講演を始めとして豊崎博光さんには大変お世話になりました。写真展と合わせてお礼を申し上げます。9日午後、10日午前・午後の3つのシンポジウム並びに一般講演で講演をして頂いた方々および参加して下さった皆様に深く感謝をいたします。参加者の人数はオプショナルツアーが予想以上に多い30名余、シンポジウムは9日が112名、10日が97名で延べ209名でした。この内で9日の52名、10日の39名延べ91名は非会員で、一般市民参加者の比率が大きかったことは今回の広島でのシンポジウムの一つの特色と言えるでしょう。
シンポジウムの報告は、一般講演は「えんとろぴぃ」56号に、シンポジウム講演については「えんとろぴぃ」57号に掲載されることになる予定です。平和と環境とエントロピーを結びつける沢山の蒔かれた種子から芽を出させ、育てて行きたいと思います。終わりになりましたが、今回のシンポジウムはそもそもの企画から準備・開催・終了まで、実行委員会に加わってお知恵と力を貸して下さった山田國廣さんを始めとする関西セミナーの皆さん、福岡の桂木健次さん、事務局の藤田祐幸さんのご協力がなければ成立し得なかった第23回シンポジウム実行委員会代表
馬場浩太