第24回エントロピー学会シンポジウム
エントロピー学会 第24回シンポジウム
エントロピー論の原点を探る―公害問題と環境問題―
日程:2006年11月25・26日
会場:慶応義塾大学日吉校舎
アクセス:東急東横線「日吉」駅下車
問合せ: 045-562-2279
参加費:3000円(1日1500円)、学生参加費:1500円(1日1000円)
プログラム
11月25日(土)
記念講演:水俣病の50年と今を問う(10:30-12:40)(A会場) 司会 黒田光太郎
開会の挨拶 代表世話人
記念講演 星野芳郎「公害の原点と技術の体系」(60分)
記念講演 アイリーン・スミス「水俣病との出会い」(60分)
シンポジウム(13:40-17:50)(A会場) 司会 藤田祐幸
エントロピー論の原点を探る―公害問題と環境問題―
菅井益郎「足尾鉱毒事件の今」(30分)
松崎早苗「化学物質公害」(30分)
小林圭二「原子力公害」(30分)
中村尚司「アジアの公害と日本」(30分)
討論(120分)
懇親会(18:00-19:30)
11月26日(日)
一般講演A(10:00-12:00)(B会場) 司会 井野博満
1)メタンハイドレード -諸刃の剣- 福本敬夫
2)ナノテクは安全か 福本敬夫
3)自然エネルギーは環境にいいはずなのになぜコストは高いのか
energy payback time と cost payback time のギャップ 井野博満
4)原発圧力容器の照射脆化は大丈夫か 監視試験片データの解析 井野博満
一般講演B(13:00-15:00)(B会場) 司会 田中 良
5)「石油はまだたっぷりある」か? 唐木田健一
6)公害問題はどのように研究されてきたのか 中村 修
7)もったいなさの定量的表現の理論的基礎 藤田信市
8)エントロピー論と構造改革 -地球にやさしい軍国日本の復活- 田中 良
自主企画A(10:00-12:00)(A会場)
テーマ:『神奈川のオルタナティブ』その1 企画担当 丸山茂樹
企画の趣旨・司会と進行 横田克己(元生活クラブ生協・神奈川理事長)
1)リサイクル・ショップの展開とアジアの女性たちの連帯 郡司眞弓(WE21ジャパン)
2)新しい交通システムを! 古川 洋(横浜にLRTを走らせる会副理事長)
3)廃油を石けんに! 薄木かよ子(NPO川崎石けんプラント)
4)市民による信用事業の創造 向田映子(女性・市民信用組合設立準備会)
自主企画B(13:00-15:00)(A会場)
テーマ:神奈川のオルタナティブ・その2 企画担当 丸山茂樹
司会と進行 横田克己
1)市民参加の福祉の実践 田川元子(福祉クラブ生協)
2)ワーカーズ・コレクティブ協会の活動と課題 黒川真佐子(ワーカーズ・コレクティブ協会)
3)NPO・生協と法制度の諸問題 小川泰子(特養・ラポール藤沢)
4)市民参加の政治とは ネットワーク横浜
自主企画C(10:00-12:00)(C会場)
テーマ:エントロピー論を再考する 企画担当 関西セミナー
1)図や写真と事例でわかる 教養としてのエントロピー論 山田國廣
2)試論・生命とエントロピー 川島和義
3)「循環型社会を実現するための20の視点」批判的検討 田中伸一
4)環境と経済に関する経済学の方法論(広義の経済学の再検証) 藤堂史明
自主企画 D(13:00-15:00)(C会場)
テーマ:市民による市民のための学問を探る 企画担当 関西セミナー
1)市民による問題解決のための研究とは
-エントロピー学会のめざすべき研究方法論- 桑垣 豊
2)理系の学問の変革 or 社会技術開発が人間系の学問創造の要諦か 森住明弘
3)一市民の立場で家庭のエネルギー消費構造を調べ、考える 山見 拓
4)循環型ものづくりの事例
-京都精華大学における竹屋プロジェクトについて- 三輪大介
自主企画E(13:00-15:00)(D会場)
テーマ:どこかおかしい、どこがおかしい 環境リスク論 企画担当 名古屋懇談会
1)化学汚染リスクのトレードオフリスク代替解析とは何か 河宮信郎
2)環境リスク論は「不安の海の羅針盤」か ? 大沼淳一
3)CBAからみた、RBAへの疑問 青木秀和
4)リスクアセスメントはグローバルスタンダードか 安藤直彦
5)コメント 白鳥紀一
閉会総会(15:20-17:00)(A会場) 司会 藤田祐幸
A会場、第4校舎J11番教室(400人)
B・C・D会場、第5校舎516、517、518番教室(各40人)
各会場、OHP・パワーポイント、映写可能(PC持参)