2012年秋の研究集会「持続可能な未来をどう創り出すか」(仮題)

2012年秋の研究集会のご案内
「持続可能な未来をどう創り出すか」(仮題)

 2012年秋の研究集会は、東京(國學院大学)で、11月に開催いたします。皆様の積極的なご参加を期待しております。

【日 時】2012年11月17日(土)、18日(日)
【場 所】國學院大学渋谷キャンパス
【テーマ】「持続可能な未来をどう創り出すか」(仮題)

【内 容】
■第1日目 11月17日(土)
 第1日目は、2部構成でシンポジウムを開催します。

◎シンポジウム「原発事故から1年8ヶ月、持続可能な未来をどう創り出すか」(仮題)
(主旨)「原発事故から1年8ヶ月」とは極めてキリの悪い、中途半端なネーミングです。古来、日本では、「1周年」、「七五三」、「二十歳の祝い」、「還暦」、「13回忌」、「100回記念」、といったように、節目を飾るキリの良い数字というものがあります。しかし、2011年3月11日に起きた福島第一原発の過酷事故の災禍は、「キリ」などということと関係なく、今後長年月にわたって、日々連続的に私たちの生活に悪影響を及ぼし続けます。「3年目に思い出し」、「5年目に反省し」、「10年目に懐かしむ」、といったことでは決してない、ということです。
 「原発事故から1年8ヶ月」の今、私たちには何ができるのか、また、何をしなければならないのか、をじっくり考え討論しよう、というのがこの企画です。
 この時期、政府事故調、東京電力、いわゆる民間事故調、国会事故調の4つの報告書が出揃いました。これら各事故調報告も踏まえ、原発と原発事故の技術的問題を捉えなおすと同時に、脱原発後の社会・経済のあり方にまで議論を進めてゆきたい、と考えております。

◎スケジュール
【第一部】 13:00 ~ 15:45
(パネリスト)田中三彦(科学ジャーナリスト、国会事故調委員)
        後藤政志(現代技術史研究会会員、APAST理事長)
       菅井益郎(会員)
(司会)井野博満(会員)
【第二部】 16:00 ~ 18:00
講演1:金子勝(慶応義塾大学)(16:00 ~ 16:50)
講演2:藤堂史明(会員)   (16:50 ~ 17:20)
(司会)古沢広祐(会員)
討論:17:20 ~ 18:00

■第2日目 11月18日(日)
 第2日目は、午前・午後とも一般講演を行い、終了後に今年度第2回目の世話人会を開催します。世話人会は会員の方はどなたでもご参加いただけます。

◎スケジュール
10:30 ~ 12:00 一般講演
12:00 ~ 13:00 昼休み
13:00 ~ 15:00 一般講演
15:30 ~ 17:00 第2回世話人会

【一般講演の募集】
 秋の研究集会では、2日目を通して一般講演を企画しております。一般講演は会員各位の日常活動の発表の場であり、学会活性化の根底になるものです。多くの方々が積極的に参加していただけることを期待しております。また、初日のシンポジウムの議論をさらに深めるために、原発をテーマとした一般講演の申し込みを特に期待いたします。
 なお、地域セミナー、分科会等において「自主企画」として参加いただくこともできます。いずれも、時間と会場、応募者数の関係から、講演時間等については実行委員会により調整させていただきますことを、あらかじめご承知おきください。
 一般講演(自主企画)を申し込まれる方は、?講演者氏名(自主企画の場合は、代表者および講演者氏名)、?講演題目、?発表要旨(100字程度、自主企画の場合は企画の要旨で可)を明記のうえ、下記の方法にてお申し込みください。申し込み締め切り日は、10月20日(土)です。

<応募先>
Eメールの場合:田中良 宛(t-ryo(@)msj.biglobe.ne.jp)
郵送の場合:〒241-0005 横浜市旭区白根7-33-22  田中良 宛