2018年秋の研究集会のご案内「人間と技術」を問う

2018年秋の研究集会のご案内
「人間と技術」を問う

本年度秋の研究集会を、下記のような日程にて京都・同志社大学で催します。
人類は誕生以後、技術を使って「モノ」を作り出し、それを利用して豊かな生活を得ようとしてきた。それは産業革命以後、飛躍的に進歩し、人類を幸福に導くものと思われてきた。しかしながら、技術の発展は人間と技術との関係を急変させ、制御できない技術が地球的規模の災害や環境破壊を引き起こしている。原発事故などは技術の暴走そのものとも言えよう。そこで今回は、改めて「人間にとって技術とは何なのか」を見つめ直したい。
今回は初冬の季節に京都の地にて催しますので、皆さん奮ってご参加ください。

【日 時】

2018年12月8日(土)、9日(日)

(前日7日にオプショナルツアーあり、詳細は別紙)

【会 場】

京都・同志社大学 今出川キャンパス良心館4階

京都市営地下鉄烏丸線「今出川」駅下車 徒歩2分(駅北側の改札口が至近距離で便利です)

<キャンパスマップ>

http://www.doshisha.ac.jp/information/campus/imadegawa/imadegawa.html?ryoshinkan_building#campusmap

【プログラム】

12月8日(土)午後1時より 全体集会 (4階409教室)

講演1 「技術の安全性を制約する経済性」

-エネルギー利用技術について、その社会的構造の問題点と将来展望をエントロピー経済学から考える‐    藤堂史明さん(新潟大学経済学部)

講演2 「共生社会のための技術(仮)」

-技術者から見た技術に対する視点から考えるー後藤政志さん

パネルディスカッション

藤堂史明さん、後藤政志さん +数名

 

12月9日(日)

午前10時より   一般講演 (4階407教室)

午後2時より     世話人会 (同上)

*)一日目の全体集会終了後に懇親会を予定しています。

【参加費】 学会員 1,000円   一般参加 1,500円   学生は無料

(一般講演は無料です)

福本敬夫)
【日 時】 2018年12月9日(土)14時より
【会 場】 京都・同志社大学今出川校地 良心館3階にて


<秋の研究集会・自主企画1>

ご 案 内
エントロピー学会2018 年12 月研究集会オプショナルツアー
~百年を超えて稼動する水力発電所群を巡る旅~
京都市・宇治市には運転開始以来百年を過ぎた今なお、現役で稼動し続けている水力
発電所が合計4 つあります。蹴上発電所、夷川発電所、墨染発電所、宇治発電所の4ヵ
所です。はじめの3つの発電所は琵琶湖疏水を流下する水で動き、宇治発電所について
は瀬田川からの水路トンネルによる取水で動いています。京都市・宇治市で明治、大正
初期の運転開始以来動き続けているこれらの水力発電所(中小水力)は、今では持続可
能な技術として全国的に注目されています。蹴上、墨染両発電所に付帯するインクライ
ン(傾斜鉄道)のうち、蹴上については今も動態保存されていて、国際観光都市・京都
の観光資源にもなっています。これらの施設を順次巡る旅で、京都地域の「人間・技術・
経済」の歴史と現状を学んでみませんか。

日 時:2018 年12 月7 日(金曜日)・9:30~17:10 研究集会の前日です。
行 程:京都市国際交流会館1 階ロビー(最寄駅:京都市営地下鉄東西線蹴上駅下車徒歩約6 分)

⇒琵琶湖疏水記念館
⇒蹴上発電所
⇒夷えびす川発電所
⇒墨染発電所
⇒宇治発電所

参加申込み・問い合せ先:
12 月2 日(日)までに本ツアー主催者(室田武)に要連絡(メールでtmurota●kcn.jp
(●を@に変更)まで、あるいは電話で0774-31-8214 まで)。
参加費:2,500 円(資料代、会場費、蹴上から宇治までのマイクロバスチャーター代。
但し、参加人数により500~1,000 円前後の誤差が生じる場合があります。)

詳しくは:こちら