ドイツ『フランクフルター・アールゲマイネ』記事抄訳(1)

フランクフルター・アールゲマイネ より
Aktuelle Nachrichten online – FAZ.NET
http://www.faz.net/s/homepage.html
フランクフルター・アルゲマイネ・ツァイトゥング(独: Frankfurter Allgemeine Zeitung – F.A.Z.)は、第二次世界大戦後の1949年にフランクフルト・アム・マインに再建されたドイツの新聞。略号は FAZ である。福島原発事故に関連する記事の表題と抄訳を安藤会員が随時行う。 体裁を整え伊津が掲載する。

2011年3月24日
少量の放射能をもつ鱈 
福島では原子炉の冷却に使用された海水が海に戻っている。それは放射能をだしているが放射能は急速に薄まっている。EUは木曜日(3月24日)に日本の12府県からの食品に対する強制的な管理を指示。

2011年3月25日
最高に危険な原子炉における高い放射能
福島原発の第三原子炉は日本の原子力安全保安院の発表によると部分的な炉心溶融が起きている。第一、第二原子炉の緊急作業は汚染された水のために中止を余儀なくされている。

2011年3月25日
EUは原子力発電所に対するストレステスト*を決議
 *EUは原発の安全性テストの独自の基準を定めている
Stresstest für die Atomkraftwerke der EU 技術基準として地震、高潮、緊急冷却システム、30年以上経過した原発に対する基準、テロ対策などについて規定している。
 欧州連合の国々は日本における原発災害の結果、各国の原子力発電所の安全性のテストを実施する予定である。原子炉は今後数ヶ月以内にいわゆるストレステストによって検査されるべきである。これへの参加は自由意志による。

2011年3月26日
原発に反対する大規模デモ
主催者の発表によると土曜日(3月26日)にこれまでより多くの人が原発反対のデモを行った。合計で21万人の人がすべての原子炉の停止を要求し、主唱者に参加した。その中でユニオンの政治家たちは連邦首相の原子力モラトリアムを批判した。

以上の翻訳:安藤 掲載:いづ