フランクフルター・アールゲマイネ(FAZ.net)記事抄訳(4)

福島原発事故に関連する記事の表題と抄訳を安藤直彦会員が随時行う。(掲載伊津)

2011年3月30日(ドイツ
脱原発は具体的(ドイツ事情)
もしドイツが原子力をあきらめるなら、すべての原子炉は解体されなければならない。本当の「逆建設」の最初の段階が始まるまで、とてつもなく多数の、視察し、測定し、計算し、計画する鑑定人が必要である。これには長い期間と数十億の費用がかかる。

2011年3月30日
我々はそんなに早く脱原発はできない(原子力委員会委員長 Klaus Toepfer)(ドイツ事情)
少し前から、前環境相は政府の新しい原子力委員会を主宰している。彼は福島の教訓、原子力なしの生活、政治の信頼性について語った。

2011年4月1日?
脱原発についての多くの問題(ドイツ事情)
連立政権はこれまで計画されていたよりもはやく原発をやめたいと思っている。予定された脱原発は財政的な、そしておそらく法的な同意がいる。法的な状況はどうなっているか?モラトリアムは何を意味するか?そして経営者はていしに全く反対できないのか?最も重要な問題にたいする答えがここにある。

2011年4月3日
「我々は熟考しなければならない」(ドイツ事情)
Sonntagszeitung とのインタビューでVolker Kauderはできるだけ迅速に原子力発電所を断念する必要があると語った。自由党員における混乱にもかかわらず、連邦議会の連合派の議長はメルケル首相の内閣のFDPの大臣の交代は考慮していないとした。

2011年4月3日
つぎつぎとミスショット
損傷をうけた福島の原子炉の一つで一つの亀裂を塞ぐすべての調査はこれまで失敗に終わった。

2011年4月3日
連立政権は原子力コンセンサスを望みをおいている。(ドイツ事情)
連邦政府はエネルギー変革のための同盟に努力している。メルケル首相はこれについて教会、環境組織、労働組合の代表者と話しをしようとしている。月曜(4日)に倫理委員会との話しを始める。

2011年4月3日
原子力発電所におけるエコ(ドイツ事情)
Bauen‐Buertumberg州では緑の党は政府とともに原子力コンツェルンENBRを受継ぐ。この企業はモラトリアムの前4つの原子炉―現在は2つだけーを運転していた。この未来の首相はWinfried Kretschmannはこのコンツェルンを破産させることなく原子力の危険を抑制するだろう。これはまさしくはらはらさせられる。

2011年4月4日
天然ガス、それは寒冷地からくる(ドイツ事情)
ドイツが原子力発電所を停止するとすれば、ロシアの天然ガスへの依存が大きくなる。それは高価である。そして危険でなくはない。外国の企業はロシアのガス市場にはほとんど影響を与えていない。

2011年4月4日
私は市民的政党しか知らない。
「ユニオンは緑の党からはるか遠ざかってしまった」とJuergen Trittinはインタビューで語った。しかし「市民的」はその中ですべての基本にある。

2011年4月4日
日本は保険会社にショックを与えない。
日本の三重の災害は国民経済の最高の負担を引き起こしているが、それは一つの自然災害に向かっている。外部のものにとっては奇妙に聞こえるが、保険会社にとってこの出来事は一つの善意である。

フランクフルター・アールゲマイネ より
Aktuelle Nachrichten online – FAZ.NET
http://www.faz.net/s/homepage.html

フランクフルター・アルゲマイネ・ツァイトゥング(独: Frankfurter Allgemeine Zeitung – F.A.Z.)は、第二次世界大戦後の1949年にフランクフルト・アム・マインに再建されたドイツの新聞。略号は FAZ である。

福島原発事故に関連する記事の表題と抄訳を安藤直彦会員が随時行う。 体裁を整え伊津が掲載する。