フランクフルター・アールゲマイネ(FAZ.net)記事抄訳(6)

福島原発事故に関連する記事の表題と抄訳を安藤直彦会員が随時行う。(掲載伊津)

2011年4月8日
(閣議の合意)
エネルギー変革のための6点のプログラム(ドイツ事情)
より高い風力発電機、電力のアウトバーン、建物の設備:経済相および環境相はエネルギー変革の加速のための6つのポイントに合意して。再生可能エネルギーは迅速に拡充されなければならない

2011年4月8日
(原子力発電所)
テロ飛行士にたいする防御盾(ドイツ事情)
ドイツには津波はない。その代わり別の危険が待ち構えている。空からのテロ攻撃によって損傷されうる、コンクリートの防護板と鋼索が安全を約束する。

2011年4月8日
(日本の強い揺れ)
お願い、もう一度こないで!
電力供給が一斉に絶たれた、人々は携帯電話で家族の消息や友達に連絡しようと絶望的に試みた。東北日本はまたもや非常に強い地震でゆれた。(4月8日の夜の地震)

2011年4月8日
(激しい余震)
日本の原発に新たな懸念
日本では強いよしんの連続が昼間にみられる。激しい地震で4人が犠牲になった。そして、原子力発電所にもまた問題がおきた。今度は女川の原発が標的になった。

2011年4月9日
(ドイツエネルギー・水経済の連邦同盟の会長へのインタビュー)
2020までに完全に脱原発(ドイツ事情)
ドイツのエネルギー政策の急速な変換においてドイツエネルギー経済の先端的な同盟は2020年までに核エネルギーからの撤退について語った。同盟の会長のHIlegard MuellerはFAZのインタビューではなした。

2011年4月9日
(日本の復興)
先ず瓦礫の撤去がされねばならない
東北日本の岩沼市では津波が何百もの家を破壊した。この地区で重要な米の栽培は10年後にようやく可能になるかもしれない。市長は東京の政府に見殺しにされたと感じている。
(岩沼の現場にて、Carsten AGermis)

2011年4月9日
( エネルギーの未来)
真実の時間(ドイツ事情)
連邦政府の環境委員会の所見がエコ運動が困惑するなかで行われた。審議会の会長Hans-Joachim Schnelnhuberは核エネルギーおよび化石エネルギーからの転換の倍増を支持している。

2011年4月9日
(日本)
22000の兵士が地震の犠牲者を捜索
日本では更なる津波と地震の犠牲者の大規模な捜索活動が始まった。総計で22000の兵士が東北日本の災害地域の内陸部および海岸を捜索した。その間、からだが不調の福島原発の一人の作業員が病院に運ばれた。

フランクフルター・アールゲマイネ より
Aktuelle Nachrichten online – FAZ.NET
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フランクフルター・アルゲマイネ・ツァイトゥング(独: Frankfurter Allgemeine Zeitung – F.A.Z.)は、第二次世界大戦後の1949年にフランクフルト・アム・マインに再建されたドイツの新聞。略号は FAZ である。福島原発事故に関連する記事の表題と抄訳を安藤直彦会員が随時行う。 体裁を整え伊津が掲載する。