「えんとろぴい」第57号 (06.5)

エントロピー学会誌 第57号 2006年 5月

覚書

「ガンディーと尊徳 ー 環境論理覚書15 ー」 (山内 友三郎)
「儒教的グローバリゼイションの構造 ー 環境論理覚書16 ー」 (山内 友三郎)
「(自分史) エントロピー的生命環境理論の形成過程 ー 動機・着想・認識の展開と深化 ー」 (勝木 渥)
「エントロピーと経済学の接点」 (関根 友彦)

第23回エントロピー学会シンポジウム『核の60年 ー 平和・環境・エントロピー』

記念講演

知られざるヒバク、見捨てられるヒバクシャ (豊崎 博満)

シンポジウム「核の60年 ー 平和と軍事のはざまで」

「日本の核政策史 ー ヒロシマから動燃まで ー」 (藤田 祐幸)
「核と原子力は同じもの 日本の核燃料サイクルの現状」 (小出 裕章)
「『原発銀座・若狭』からー問い直される『もんじゅ』の意味ー」 (鎌仲 ひとみ)
「核被害者の人権補償を求めよう! 日本の反核平和運動の課題」 (横原 由紀夫)

自主企画シンポジウム1「中国山地・瀬戸内の環境と人間の関わり」

「細見谷渓畔林の生物多様性保全の意義」 (金井塚 務)
「上関原発予定地 ー 長島は貴重な自然の宝庫」 (高島 美登里)
「循環を教育する ー 環境教育の手法から ー」 (大丸 秀士)
「地方発の環境哲学」 (松田 克進)
討論

自主企画シンポジウム2「平和・環境・エントロピー」

「エントロピー論から平和をつくる人と人の関係性を考える」 (馬場 浩太)
「『核の60年 平和・環境・エントロピー』の意味」 (山田 國廣)
「積極的平和を実現するためのいくつかの条件について」 (細川 弘明)
「民間人による対話のすすめ 〜アメリカとイラクの架け橋をめざす〜」 (高遠 菜穂子)
「民際学が開く地平への展望」 (中村 尚司)
討論
記念講演への資料:アメリカのヒバクシャ補償法成立過程/年表:核開発とヒバクシャ/放射線被害者の権利の章典 (豊﨑 博満)

談話室

「マルクス主義とヒューマニズム」 (近藤 凱彦)
「自然は目的を持つと仮定する科学のほうが研究領域を広げられるのではないか」 (半谷 高久)

反論

「スタイル(技術)と中身(思想)は車の両輪(表裏一体)では? ー 井野さんのありがたい批評に応える ー」 (森住 明弘)

紹介

「薬師院仁志著『地球温暖化論への挑戦』」 (近藤 凱彦)
「ハーマ・E・ディリー著(新田功他訳)『持続可能な発展の経済学』」 (桂木 健次)

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