「えんとろぴい」第62号 (08.3)
エントロピー学会誌 第62号 2008年 3月
第25回シンポジウム『新潟から環境と生活の新しい危機を考える』
趣旨説明 (実行委員長 藤堂 史明)
開会挨拶 (代表世話人 室田 武)
若手の会
結成宣言 (山見 拓)
家庭のエネルギー消費構造から省エネの可能性をさぐる (山見 拓)
大阪アメニティパーク土壌・地下水汚染 ー 対策の現状・問題点 (安田 圭奈江)
ソーシャル・キャピタルのと地域の食・農・循環 ー 宮崎県綾町を調査地域として ー (西俣 先子)
講演
記念講演 Ⅰ 巻原発住民投票について (元 巻町長・笹口 孝明)
記念講演 Ⅱ 新潟水俣病の戦い ー 過ちを三度繰り返さないために (弁護士・坂東 克彦)
基調講演 地域経済とエントロピー論 (丸山 真人)
問題提起
新潟市の原爆疎開を記録し、世界に発信しよう (桑垣 豊)
セッション Ⅰ 地域の交通と経済の課題
自動車関連税制の環境税化 ー 自動車依存社会の転換に向けて ー (髙橋 俊行)
新潟市におけるバス路線サービスの変遷と今後の課題 (残間 勇一)
地方都市における交通の持続性 (上岡 直見)
公会計改革の可能性 (青木 秀和)
地域自身が現実に適用できる「地域経済論」を打ち立てよう! (田中 伸一)
環境問題解決のための市民による研究の方法論 (桑垣 豊)
セッション Ⅱ エネルギーの大量消費と新しい危機
近代経済体制の化石燃料依存性とその歴史的限界 (河宮 信郎)
遺伝子組み換え・バイオ燃料に未来はあるのか ー 食料と環境と大量消費を問う (須藤 正親)
「禁断の科学」遺伝子組み換え技術 (鶴巻 義夫)
雪浦学事始め ー 熱と水とモノの循環を目指して ー (藤田 祐幸)
エコロジー経済学における貨幣論 (畠瀬 和志・桂木 健次)
特別報告
一刻も早く地震列島からの脱原発を (武本 和幸)
セッション Ⅲ 環境問題をどうとらえるか
ウェブ上での環境情報・危機情報発信の実践について (本間 善夫)
中西準子著「環境リスク学」に対する疑問を彼女に尋ねて考える (森住 明弘)
生命系の基本モデルとしての触媒反応系 (安田 祐介)
環境負荷の定量的評価の意味と限界 (井野 博満)
エントロピー異論(無常系の世界から考える) (川島 和義)
覚書・論考
持続可能な開発 ― 能率と効率 (鈴木 国弘)
個人的規模で実行可能な農業活動の諸形態報告 ― 循環型社会の実践に個人で取り組める農業形態の調査報告 ― (深澤 竜人)
環境倫理覚書 17
西洋近代主義からエコロジー的世界観へ (山内友三郎)
日本は何人生き残る? (篠原 信)
持続可能な西北開発と内発的発展 (劉 輝)
紹介・書評
福岡伸一著:「生物と無生物のあいだ」 (松崎 早苗)
談話室
財政破綻は避けられるか (近藤 凱彦)
「えんとろぴぃ」とレフェリー制度を巡って (兼橋正人・中村 修・田中 良・安藤直彦・八代勝美・井野博満)
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