4月例会:日本の人工林を考える(COP10によせて 連続例会第11回)

【日 時】2010年4月17日(土)15:00~17:30
【場 所】名古屋工業大学 22号館2F(JR、地下鉄鶴舞下車)
【テーマ】「日本の人工林を考える」
【講 師】安藤直彦さん(会員)
【会 費】(カンパ)500円程度、学生、院生免除
【要 旨】人工林の荒廃が問題になっている。国の施策として「新生産システム」
(伐採システムの集約化、製材・流通の大規模化によるコストダウンと山元への還元)、温暖化対策のための間伐補助金、低コスト間伐による木材自給率の向上など、といったことが打ちだされている。しかし、これらの施策には効率化の追求がみられるものの、林業を支える中山間地域の林家の姿が見えてこない。また、住宅用材などとしてほとんど唯一の再生可能な資源である木材の供給源である林業を今後どのようにするのかという視点にかけているといわざるをえない。
これらの問題点を踏まえ日本の人工林のあり方を今一度考え直してみたい。
連絡先:naoan32(@)gmail.com 安藤