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「研究セミナー」のご案内

世話人会当日、同じ会場にて以下のような「研究セミナー」を開催します。
今回は古沢広祐さん(会員・國學院大學教員)に、持続可能な発展に関する研究の一端を発表して頂きます。興味のある方々は、友人等をお誘いあわせの上、ご参加ください。

日時 2017年12月2日(土)午後1時より
会場 上記世話人会と同じ部屋です。
報告題 「自然における人間の位置と持続可能な発展を考える」
概要 人間世界の成り立ち方について、自分・世界・宇宙から考えるとともに「持続可能な発展」をめぐる世界動向について展望する。
話題提供者 古沢広祐さん
参加費 無料(どなたでも参加いただけます)
連絡先 福本敬夫(fukumoto@chem.sci.osaka-u.ac.jp)

2017年度第2回世話人会開催のお知らせ

本年度の第二回世話人会を以下のような日程で開催いたします。世話人会はエントロピー学会の運営に関して議論する場で、会員であれば誰でも自由に参加して、意見を述べることができますので、皆さん奮ってご参加ください。

尚当日、世話人会に先立ちまして別記のような「研究セミナー」も催しますので、こちらの方へもご多数ご参加ください。

日時 2017年12月2日(土)午後2時40分より
会場 國學院大學渋谷キャンパス
「3号館3305教室」
(交通アクセス)
JR(山手線・埼京線)渋谷駅より徒歩13分。都営バス(渋谷駅東口のりば、学03「日赤医療センター」行き)國學院大學前下車。
(渋谷キャンパス)
詳しくはキャンパスマップをご覧ください。

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原発事故コーナー
原発事故コーナー : チェルノブイリに来い、菜の花の春  『篠原孝ブログ』より転載
投稿者 : solo 投稿日時: 2011-04-30 07:13:34 (2036 ヒット)
篠原孝衆議院議員(農林水産省副大臣)のブログに25年目のチェルノブイリ訪問レポートが掲載されています。

原発の墓場チェルノブイリ再訪『篠原孝ブログ』へ

http://www.shinohara21.com/blog/archives/2011/04/110427.html

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231号 「チェルノブイリに来い、菜の花の春」

2011.4.28
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<いつもながらの強行軍の海外出張>
 農林水産副大臣になって3回目の海外出張だが、いずれも、現役の役人時より
ずっと強行軍であり、1泊2日の韓国TPP問題出張は、5団 体と意見を聞い
た。1泊3日のダボス会議のWTO問題の閣僚会議は、たった1日のスイス滞
在、飛行機に乗っている時間が大半だった。今回 は少々ましだが、夜中に出て
早朝に帰るという点では同じだった。
 有権者の皆さんや友人たちから細身の体を案じてか、「体に気をつけて」とよ
く言われるが、国会議員になって命を縮めていることは確実 だ。しかし、せっ
かく与党になり、仕事をさせてもらっているので、期待に応えるべく骨身を削っ
て仕事をしている。

<チェルノブイリ原発事故25周年>
 その点では今回の出張は、私が蒔いた種であり、文句は言えない。
 クォーター(4分の1、25)という言葉があるせいか、欧米は10周年、
20周年よりも25周年を重んじる。今年の4月26日がチェル ノブイリ25
周年なのだ。国連の行事があることは承知していたところへ、旧知の藤井絢子
菜の花学会・楽会会長が、この機にチェルノブイ リの菜の花プロジェクトの現
場視察に行くことが分かった。一方で、出荷制限の解除のルールが確立、4月8
日には、難題の作付制限のルール も確立し、あとは官邸の避難区域の設定をみ
て決めるだけとなり、一区切りがした感があった。そこで、国際会議に合わせて
チェルノブイリの 研究結果を学ぶべく、研究者も含めた技術陣の出張を命じ、
藤井さんの一行とも連絡をとるように促した。その過程で急遽私も追いかけてい
く ことになった。

<残念な閣僚クラスの欠席>
 原子力爆弾というとヒロシマ、ナガサキであり、原発事故というとかつてはス
リーマイル島、チェルノブイリだったが、今や福島第一原発の ニュースが世界
を駆け巡っている。常識的にみて、チェルノブイリの25周年記念式典には、潘
基文国連事務総長の次に出席すべきは、我が日 本国の首相だろう。私が関係閣
僚なら、菅総理に出席を進言し、さもなければ自ら出向き、世界に向けて福島の
現状を説明し、世界の救援に対 し感謝の意を述べる。チェルノブイリの対応を
福島が学び、ともにこの困難を克服していきたいと訴えるだろう。それが外交と
いうものだ。い つになったらもどれるのかと不安にかられている避難されてい
る方々への強いメッセージともなる。

<首脳外交に必要な副首相>
 ところが、日本では毎度お馴染みの国会審議優先で、高橋外務副大臣しか出張
していない。もし、国会があるとしたら、日本は首脳外交を補 佐するため自由
に動ける副首相(副総理)をもたなければなるまい。アメリカには副大統領がい
る。韓国やフランスには大統領と首相がいる し、中国には国家主席と首相の他
に副首席も2人いる。日本も国際政治の世界で他国並みに振舞うとしたら、首脳
外交を担う副首相が必要であ る。
 例年だと夏休み以上に海外出張が集中する4月下旬から5月下旬だが、国対筋
から厳しい自粛が迫られており、ゴールデンウィークを返上し 第一次補正予算
を上げる予定となっている。

<飛び入り学会報告の効果>
 かくして、4月21日は、0時35分羽田発のエールフランスでパリ経由キエ
フ入り。科学者会議の土壌汚染関係会合で飛び入りで、私から 福島原発事故の
現状や対応を報告し、チェルノブイリの経験を学ばせてほしいとお願いした。9
割近くがウクライナ語やロシア語の発表で、英 語通訳があるものの性能のよく
ないどでかい音のマイクが邪魔し、なかなか疲れる会合だったが、それぞれの発
表は、日本にすぐ役立つものば かりであった。
 ただ、副大臣という高官の会合出席はそこそこ評価され、日本の真剣さは伝
わったようだ。私の発言後すぐ立ったカシュバロク国立生命環境 大学のウクラ
イナ農業放射能学研究所長は「すべての情報データについて日本に協力提供す
る。これが我々の責務だ」と応じてくれた。
 私の帰国後も6名は現地に残り、情報収集することになっている。

<菜の花プロジェクト現地視察>
 歳を重ねると、時差調整がしにくくなり疲れる。そして私は3月11日以来
ずっと緊張状態が続き、正直体はクタクタだった。疲れた体をな だめながら、
6人の先発隊と合流して2日目のナタネ栽培とバイオ燃料プラント視察に出かけた。
 「チェルノブイリ救援・中部」が2004年から「菜の花プロジェクト」に取
り組んでいる。チェルノブイリから70km西のナロジチ地区 地方行政庁前で、神
野美加江さんと、藤井さんを待ち、行政長(町長のようなもの)と会談。その
後、現場に詳しいティードフ国立ジトーミル 農業生態大学地域エコロジー問題
研究所長の案内で早速ナタネ園場に向かった。
 日本同様、汚染度合いによりゾーンを分けてあり、ナタネは居住、作付が禁止
されている廃村の園場で作られていた。乗り換えたパリのシャ ルルドゴール空
港周辺は、丁度菜の花が満開で、黄色がまぶしく映えていたが、同じ緯度でも内
陸のウクライナはまだ開花には程遠かった。ラ イ麦、小麦、そばと輪作され、
放射能の減り具合も研究されていた。

<目を覆いたくなる廃村の惨状>
 途中、廃屋がいっぱい見られ、生まれ故郷を捨てなければならなかった農民の
気持ちを思うと気が重くなった。3万人いた人口が1万人強に 減り、高齢者ば
かりが多い村となった。日本と同じく、もともと高齢化が著しい上に、原発事故
が拍車をかけたのだろう。人影もまばらだっ た。ナタネ畑へ行く途中も悲惨
だった。道路は整備されずデコボコだらけ、その上道路脇もゴミがあちこちに捨
てられて、目を覆いたくなっ た。通訳のオリガさんも言葉を失い、一言「恥ず
かしい」と述べただけであった。

 事故後25年、セシウムの半減期は30年、ストレンチウムが28年、汚染度
合いは相当改善されていいはずだが、一番酷い時とくらべ、 4割しか下がって
いないという。10年後に仮に居住・作付制限が解除されても、一体誰が耕すこ
とになるのか。考えると頭が混乱してくる。 チェルノブイリ原発事故が起きた
1986年は旧ソ連時代であり、そもそも農地が私有されていない。従ってだれ
の土地でもなく、強制的退去 を命じられても何の補償もされなかった。ただ、
移転者にどこかの場所で粗末な住宅があてがわれただけのようである。

<出荷制限のルール>
 青空の下、何の変哲もない農村のようだが、放射能量は高く、草むらに足を踏
み入れないように度々注意を受けた。また、日本では作付制限 は収穫した後の
内部被爆の観点から行われようとしているが、農作業を行う農民は、土ぼこりに
より一般人の3〜4倍の内部被爆の恐れがあ り、この面からも作付制限が必要
という。汚染レベルに応じて4つのゾーンに分けられているが、作付制限されて
いる地域は10数万haに及 んでいる。
 私の担当は、農業であり食料だが、原発事故の想像を絶する後遺症を考えると
立ち尽くす。500ベクレル以上の穀物(米)は出荷してはい けない、食べて
はいけないというが、本当のところ一体どの程度我々の体に影響があるのかよく
分かっていない。
 それに対し、作物については研究が進んでいる。一つは、今回の作付制限によ
く出てくる移行係数、つまり汚染土壌から何%の放射能を吸い 上げるかは、米
については10%という結果が出ている。そのため5000ベクレル以上に汚染された
農地では、作っても出荷制限されるので 無駄となり、作付制限したほうがいい
ということになる。

<ナタネ油には放射能がなくなる>
 他には、ナタネがセシウムやストロンチウムを吸収しても、油には何にも残ら
ないことがわかっている。だからナタネやひまわりは汚染地域 で作っても商品
化できる。食べるのには抵抗感があっても、少なくともバイオディーゼル燃料に
しても何の健康被害も生じないことになる。
 しかし、人体への影響はあくまでも推計である。例えばチェルノブイリ地区で
生まれた14歳の少女が健康で、成績もよいことがキエフで報 じられている。
さすが平日は30km圏外に住み、週末には両親の元で過ごしているという。
 原発のプリピャチ市で被災した人たちやその子どもは、ずっと健康診断を受
け、後遺症等にさいなまれている。ただ、どの病気が放射能に由 来するものか
分かっていない。これでは不安をいっぱい背負って生きることになる。日本でも
この後遺症とやらに悩む人が出てくるのではない かと考えるとぞっとする。私
は少なくとも食べ物による体内被曝を最小限に抑えるために、ウクライナまで情
報収集にきているが、肝腎の体外 被曝の問題や避難の方法が不透明のままであ
り、どうもチグハグで歯がゆいばかりである。

<援助してきたチェルノブイリに学ぶ>
 ナタネの油粕やガラ(茎)と糞尿をもとにバイオガス発酵し、メタン発酵残渣
から放射能物質を除去する手法など、それこそささやかな試み かもしれない
が、日本の基金でナロジチで着々と進行中である。今まで日本が援助してやって
いたことを、今度はそのまま日本でやらなければ ならなくなったのだ。いって
みれば皮肉な巡り合わせである。

 22日にイギリスの研究者が指摘したとおり、思いもよらないことだが、チェル
ノブイリと福島は今後世界で並んで語られることは間違い ない。かくなる上
は、意を決して手に手を取り合って試行錯誤を繰り返していくしかあるまい。

※写真をブログでアップしているのでごらんください。

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本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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  篠原 孝
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